カンパニー始まって以来のピンチがやってきました。
ちゃ太郎・オペラ・カンパニー本番当日
ちゃ太郎の声にまさかの事態が!
それに加えて35分の演「天国と地獄」を、本番ではアドリブを入れ込んで、1時間以上に膨らませることに!
やややっ
前代未聞のこの事態をどうやって切り抜けるのか・・・。
前回のリハーサルとはまったく違った演出と構成でも
出演陣は、慌てず騒がず、冷静にゲネプロをこなしていきますが
頭の中はフル回転。
ゲストをはじめメンバーの知力、機転、集中力、柔軟性、度胸、信頼、芸達者の底力、
カンパニー総力をあげての舞台となりました。
正真正銘のぶっつけ本番に、座長の味もゼスチャーを全開で出しながら、
皆で作る新しい味付け。
台本では2,3行のところが5分になってみたり
どこでどんな展開になっていき、どこで本筋に戻ってくるのか
ホントは誰もがドキドキだったはず。
日ごろ鍛えられてる、このメンバーだから出来たのか。
カンパニーも一皮むけて、また成長していく大きな経験になりました。主催者の方から「さすが皆プロですね」との感想を頂き胸をなでおろして終了。
主催していただいた桐生市文の方々をはじめ、
暖かいお客様に感謝感謝。
震災の日のリハーサルから始まって、この「天国と地獄」は忘れられない作品になったことは間違いないでしょ。