11/29渋谷松濤のタカギクラヴィアと
12/2加須市北川辺生涯学習センター「みのり」で。
こちらは「みのりホール」の模様です。
第1部は、主催の高須千鶴代さんのピアノから、
歌曲集「ミルテの花」より“献呈”(シューマン/クララ・シューマン)
“ノットゥルOp.6-2”(クララ・シューマン)
“ノクターン第8番””バラード第2番(ショパン)
シューマン夫妻とショパンのエピソードからのプログラムを。
ちゃ太郎の
オペラ”カーリュー・リヴァーOp38“ブリテン)
能の「隅田川」を観たブリテンが、イギリスを舞台に作ったもの。
ホールの響とよく合って、聖歌隊の合唱部分は教会のような感じに、最後の母と亡くなっている坊やが呼応する祈りが、遠近感や奥行きがあり、今までの中でも出色の出来だったと思います。
第2部は、
「ごんぎつね」新美南吉作・しげもとまさあき構成・脚本に
「子供の情景Op15」シューマンを曲順を入れ替え、「ごんぎつね」の場面に合わせ
お話とピアノ演奏の掛け合いのようにお届けしました。
アンコールは、グリム童話のから「コルベスさん」。
これに「アラベスク」(シューマン)を編曲構成。
日本の“さるかに合戦”のようなお話を、七五調の和風ラップのような語りで。
最後まで趣向を凝らしたプログラムとなりました。
『ピアノとお話のコンサート』では、他にも
♪小憎ババールの物語(プーランク)
♪マ・メール・ロア(ラヴェル)
♪ペール・ギュント(グリーク)
♪泣いた赤おに(ブルグミュラー)
♪貝の子プチキュー(ドビュッシー「アラベスク」)
♪キツネの和尚さん(ドビュッシー「子供の領分」)など。