前代未聞の出来事が!
メンバーによるところ
「オペラカンパニー始まって以来の大珍事!」
だそうで、
開演1時間半以上前に、100人を超えるお客様の列が外にまで伸びてしまった。
チケット完売!追加分も完売!当日券はありません。にもかかわらず
キャンセル(空席)待ちのお客様が20人以上も待っていた。
それも、「当日券で大丈夫だもんね」といつもの調子でやって来た従来のカンパニーファンの皆様がほとんど。
そりゃ~一体何事か!と泡食っちゃうのも無理はない。
何が起きたかというと・・・
正統派オペラの星☆
ゲストの“萩原潤さん”ファンが、大挙してやってこられたから。
ホームにゲストを迎えれるはずなのに、ある意味“アウェー”でしょ。
さて、まずは「タンホイザー」
真面目に、真っ当に、厳粛に、格調高く(ウチなりに)やりましたよ。
100人の合唱は4人で、60人の「巡礼の歌」は2人で
エリザベートのアリアは、真由美さんと恵さんが一曲入魂で歌い上げ
この曲を萩原さんに歌っていただくためのこの演目にした「夕星の歌」。
素晴らしい~!
ブリリアントなバリトン。タマリマセン。
で、休憩開けは、カンパニーの真骨頂「魔笛」。
満席の客席のあちこちを走り回り、ますます演技も動きも磨きがかかって
真剣真面目に、精一杯バカバカしいことやってるから、
もう~大変。
萩原さんも、よく付き合ってくれました。
ピアニストも、出演者も笑いをこらえての熱演&熱唱♪
一人何役も掛け持ちなので、舞台裏では必死に衣装の早替え。
衣装はみんな汗びっしょり。
水分をガンガン補給して客席には軽妙なとことをお見せするわけで、歌うのも結構きついのよ、実はね。
でもでも、
やっぱり超満員の客席を前に演じるのは、嬉しい!
本当に気持ちのよい、充実した公演ができました。
お運びいただいた皆様、ありがとうございました。
そして、萩原潤さん!
ありがとう!潤さんのお父さん、お母さん。
チケットいっぱい売っていただいて。
アンコールは、ドイツ語で本格派の“パパゲーノ潤”登場。
つづきは来年6月、新国立劇場で「魔笛」で、たっぷりとお楽しみ下さい。